不倫の慰謝料事例②
不倫相手に対する慰謝料請求の事例②をご紹介いたします。
今回のご依頼者は、婚姻期間も短く、夫と相手女性との交際期間も半年未満という割と短期間だったことから慰謝料の額は少額でもいいということでした。
相手女性の年齢も若く支払い能力もそれほど期待できないだろうとうことで、希望の慰謝料額は30万~50万円。
不倫がばれたきっかけは、夫のメールのやり取りによるものでした。(ほとんどのケースがメールです)
メールのやり取りは証拠になるものとそうでないものがありますので、夫に切り出すのは注意が必要です。
ご依頼者様の場合、メールのやり取りを見て、夫に問いただしたところ夫が不貞を認めました。中にはメールのやり取りだけでは、夫が認めないこともあります。
証拠が不十分である場合、一度は認めてもあとで発言を変える可能性もありますので、今回は念には念をということで、夫から不貞を認める一筆を書いてもらうようアドバイスも致しました。
証拠が全部そろったところで慰謝料請求
当初は30万から50万円の慰謝料でということでしたが、請求する時点ではもう少し大きな額にしましょうと提案し、額は150万円で請求致しました。
相手からの回答はメールで直接ご依頼者様に連絡するよう指定し、相手方が通知を受け取った後すぐに回答がきました。
回答は、減額請求などもなくそのまま支払いに応じるというもの。
正直、値下げ交渉になることを見越しての150万の請求でしたので、非常に驚きました。
最近では、額にこだわっていない人ほど期待以上の額で決まるということがよくあります。
相手のあることですので、自分の思う通りに行かないというのが慰謝料請求なのですが、争う気がない人の場合には争いにならないのかもしれません。
慰謝料請求=弁護士というイメージ
慰謝料請求といえば弁護士というイメージがありますが、裁判をする気がないのであれば行政書士で十分対応可能です。
慰謝料100万円もらっても弁護士に数十万の着手金とさらに数十万の報酬を支払うことになります。
せっかくの慰謝料を何かもっと有意義なものに使って頂ければと思っております。
行政書士が慰謝料請求をトータルサポート
ご依頼者の心の満足を目指します