婚前契約の必要性
多田ゆり子行政書士事務所では、10年以上離婚問題などの男女間トラブルに特化をして業務を行ってまいりました。
そんな中で、夫婦の関係性を深めるためにも「婚前契約」の必要性を強く感じ、「プリナップ協会」を立ち上げて婚前契約の普及活動をしております。
※プリナップというのは「prenuptial agreement」婚前契約のことを意味します。
欧米では4組に1組が交わしている「婚前契約」
日本ではあまり知られていない婚前契約ですが、欧米では4組に1組が交わしている一般的な契約書類となっています。
特にフランスでは婚前契約を結ぶカップルが多く、その理由の一つとして、「離婚時にもめて、幸せだった思い出をなかったことにしたくない」というもの。
フランス人らしい考え方のように思えますが、日本人だって誰だってそう思いますよね。
離婚するカップルをたくさん見てきて思うのは、「好きで結婚したはずなのに、楽しい思い出もたくさんあったはずなのに、離婚するときには全てなかったことになっている…」
とても寂しい気持ちになります。
今や3組に1組が離婚する時代。
離婚が悪いわけでも否定するわけでもありません。色々あっての離婚だとは思いますが、最後には相手に感謝して終われるような、そんな関係性を築いてもらうために、「婚前契約」を活用して頂きたいと思います。
結婚前に契約なんて…という方、「結婚は契約」です
「結婚は契約」なんてことを言ってしまうと、結婚に対する夢や希望もなくなってしまいそうですが…。
ですが、事実、結婚は契約です。因みに「離婚も契約」です。
結婚式では、当たり前のように誓いの言葉を言います。
「一生涯愛し続けることを誓います」と宣言する時点で、公の場で誓約しているのです。
そして、その誓約を守りぬくためには、努力が必要であり、それは、相性が良ければ努力しなくても済む話ではありません。どんなカップルでも、例外なく相当な努力が必要。それが「結婚」です。努力をやめてしまったカップルが離婚に至るのだと私は思っています。
婚前契約の内容は?
内容は自由に記載することができますが、どんな内容すればいいかわからない…全く見当がつかないという人もいると思います。
まず、2人で話し合う、向き合う時間が非常に大切です。
結婚後、「ここだけは大事にしたい」という点を、列挙して頂いて、ご相談にいらしてください。
それをもとに、こちらからの質問にお答えいただき、内容は全てオリジナルで作成を致します。
しっかりと公的書類として作成したい方には、「公正証書」で作成。
2人の結婚の記念として作成したい方には、デザイン性のある書面で作成もしております。
婚前契約の費用など詳しくは、専用サイトへ